厚生労働省が8月31日発表した2025年「外国人雇用実態調査」によると、外国人のフルタイム労働者の「決まって支給する月間現金給与」は29万2400円(前年比6.4%増)だった。
在留資格別では、永住者らの「身分に基づく者」が34万7200円(同13.8%増)で最も高く、「専門的・技術的分野」が30万6500円(同6.0%増)、「技能実習」が21万3500円(同1.7%増)だった。職業別では「管理職」が62万2900円で最も高い一方、「サービス、生産工程、建設」などは20万円台だった。
外国人労働者を雇用する理由は「労働力不足の解消・緩和」が68.2%で最も多く、「日本人並みの活躍を期待」が56.2%で続いた。課題として最も多かったのは「日本語能力などのために意思疎通を図りにくい」の46.2%で、「在留資格申請などの事務負担が面倒」の24.8%、「文化、価値観などの違いによるトラブル」が22.4%あった。(いずれも複数回答)
一方、外国人労働者側では、就労上のトラブルについて88.5%の多数が「ない」と回答したが、10.0%の「ある」の内容は「紹介会社の費用が高かった」「トラブルなどの相談先がわからなかった」「事前説明以上に高い日本語能力を求められた」などだった。
転職などについては、「今の会社の仕事を続けたい」が81.2%の多数を占め、「別の会社に替わりたい」の6.1%、「今の会社にいながら、別な会社の仕事もしたい」の5.3%などを上回った。
調査は25年9月末時点の状況について、雇用保険加入者5人以上で外国人労働者が1人以上いる全国3919事業所と労働者1万4248人の有効回答を集計した。






















