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2026年9月 1日

25年の入職超過率、1.0ポイントに拡大 離職率が大幅低下、厚労省雇用動向調査

 厚生労働省が31日発表した2025年雇用動向調査によると、年間の入職者数は752万6800人、離職者は705万2600人となり、入職者が離職者を約47万人上回った。年初の常用労働者数に対する割合は入職率が14.7%(前年比0.1ポイント減)、離職率が13.7%(同0.5ポイント減)といずれも低下した。

この結果、入職超過率は1.0ポイント(同0.4ポイント増)となり、前年の0.6ポイントから大きく上がり、23年と同じ水準になった。入職超過率は、新型コロナ収束と人手不足を反映して21年から5年連続の超過となり、23年まで超過率も拡大したが、24年は労働力不足の顕在化などで一転、縮小に転じた。しかし、25年は入職者が前年より約5万3000人増えた一方、離職者は約14万3000人減ったため、入職超過率は再び拡大した。

 就業形態別では、正社員が中心の一般労働者は入職率12.0%(同0.2ポイント増)、離職率11.4%(同0.1ポイント減)で0.6ポイントの入職超過。パートタイム労働者は入職率21.7%(同1.0ポイント減)、離職率19.9%(同1.5ポイント減)で1.8ポイントの入職超過とパートの入職超過率が大きく上昇した。

 産業別では、前年と同様に「宿泊・飲食サービス業」が入職率27.8%、離職率23.7%といずれも最も高く、入職超過率は4.1ポイント。次いで「生活関連サービス・娯楽業」が入職率21.3%、離職率20.1%で同1.2ポイントだった。

 転職入職者の賃金については、前職より「上がった」が40.8%(同0.3ポイント増)、「下がった」が31.0%(同1.6ポイント増)で、両者の開きは9.8ポイント。24年まで3年連続の拡大を見せてきたが、25年は4年ぶりに"一段落"した形だ。

 調査は年2回、5人以上の常用労働者のいる1万4840事業所を対象に実施し、上半期(1~6月)は9277事業所、下半期(7~12月)は8807事業所から有効回答を得た。

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