厚生労働省が25日発表した2025年「転職者実態調査」(10月1日時点)によると、正社員が中心の一般労働者のいる事業所で転職者のいる事業所は38.2%(前回20年比5.2ポイント増)あり、転職者数の比率は6.4%(同0.8ポイント減)と前回より下がった。
転職者比率の多い産業は「不動産、物品賃貸業」の9.9%、「医療、福祉」の8.8%など。事業所規模では「従業員300~999人」が7.0%で最も高かった。
転職者の賃金決定の際に考慮した要素は「これまでの経験、能力、知識」が59.2%で最も多く、「年齢」が35.3%、「賃金の世間相場」が34.2%で続いた(複数回答)。
一方、転職者に対する調査では、転職直前の勤務先の通算勤務期間は「2年以上5年未満」が27.4%(同0.5ポイント増)で最も多く、次いで「10年以上」が20.0%(同0.3ポイント増)、「5年以上10年未満」が19.3%(同1.6ポイント増)。「1年以上2年未満」の短期離職者は13.8%(同3.3ポイント減)と大きく減った。
主な離職理由は「自己都合」が81.3%の多数を占め、自己都合の内容は「賃金が低かった」が25.5%、「会社の将来不安」が25.2%、「満足できる仕事でなかった」が24.7%、「労働条件がよくなかった」が23.4%だった(複数回答)。
調査は事業所で9154カ所、個人で7310人の各有効回答を集計した。






















