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2024年2月 1日

今年は「1万1399円、3.66%増」 賃上げ予想、労務行政研調査

 一般財団法人労務行政研究所(猪股宏理事長)が31日発表した「2024年賃上げの見通し」によると、労使と専門家478人の平均で定期昇給を含む賃上げ予想は「1万1399円、3.66%増」となった。賃上げ率は23年実績並みで、連合や経団連の今年の目標より低いとみていることがわかった。

 労使別では、労働側の「1万1941円、3.85%増」に対して、経営側は「1万1052円、3.54%増」、専門家は「1万604円、3.40%増」とみている。定昇については労使とも9割が実施の見通しだが、ベースアップについては労働側の91.8%が「実施すべき」としているのに対して、経営側は48.4%が「実施の予定」と大きな開きがあった。

 調査は昨年12月~今年1月に実施。東証プライム上場企業などの労組員、人事・労務担当者、大学教授ら計478人の回答を集計した。

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