経団連が20日発表した春闘の中小企業回答状況(第1回、加重平均)によると、加盟251社の平均は1万1826円、4.35%増となり、前年同期(226社)の1万420円、3.92%増を金額、アップ率とも上回った。
製造業(150社)は1万2312円、4.51%増、非製造業(101社)は1万1119円、4.12%増で製造業が高め。業種別で金額の高いのは土木・建設(14社)が1万6953円、鉄鋼・非鉄金属(12社)の1万6712円など。低いのは繊維(12社)の6686円、窯業(6社)の6872円など。
従業員500人未満の17業種754社を対象に実施、うち平均額のわかる251社について集計した。