労働政策審議会労働力需給制度部会(中窪裕也部会長)が30日開かれ、パートタイム・有期雇用労働法と労働者派遣法の見直し議論を展開している労政審「同一労働同一賃金部会」について、事務局の厚生労働省が派遣法関連の審議経過を報告=写真。7月23日の労政審職業安定分科会と同様に、労働者側は「必要な法改正」、使用者側は「現行制度の維持」を主張した。パート・有期法の経過については別途、労政審雇用環境・均等分科会で報告される。
労政審「同一部会」は今年2月、2018年11月以来、約6年ぶりに再開。「働き方改革関連法」のうち、「雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保」を巡るパート・有期法と派遣法について、20年4月の施行から5年経過したことを踏まえて施行状況の総点検を展開している。
「需給部会」が派遣法の所管とあって、この日は...
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