日本生産性本部が10日発表した「日本の労働生産性の動向2025」によると、24年度の時間あたり名目労働生産性(就業時間1時間あたり付加価値額)は5543円(前年度比3.2%増)と6年連続の増加で、1994年度以降の最高となった。
物価上昇率を織り込んだ実質生産性は同0.2%増とわずかながらも4年連続のプラスとなった。経済成長はプラス0.7%だったが、就業者数が同0.5%増となり、生産性の上昇率を押し下げた。
就業者1人あたりの名目生産性は907万円(同3.2%増)と4年連続のプラス。実質生産性は同0.2%増と4年連続のプラスだったものの、23年度の0.1%増から横ばいに近い水準で推移している。






















