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2026年7月16日

精神障害の労災、過去最多の1082件 25年度過労死労災補償、厚労省

 厚生労働省が15日発表した2025年度「過労死等の労災補償状況」によると、労災の請求件数6212件(前年度比29.1%増)の過去最高に対して、支給決定件数は1310件(同0.4%増)の微増だった。支給決定件数には死亡・自殺の145件(同8.8%減)が含まれ、いずれも前年度の大幅増の反動で増減幅は小さくなった。

 このうち、脳・心臓疾患では請求1254件(同21.7%増)に対して支給決定件数は217件(同10.0%減)で、うち死亡は67件だった。

 精神障害では請求4958件(同31.2%増)に対して支給決定件数は1082件(同2.5%増)と7年連続の過去最高で、うち自殺は76件あった。請求の多い業種(大分類)は前年と同様に「医療、福祉」の1288件がダントツに多く、次いで「製造業」の720件、「卸・小売業」の645件が続いた。

 支給決定件数の「出来事別」では、「上司等のパワハラ」が222件で最も多く、「顧客、利用者らのカスハラ」が127件、「仕事内容等の大きな変化」が113件、「悲惨な事故災害等の体験」が110件となっている。

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