ニュース記事一覧へ

2026年9月11日

虐待受けた障害者、25年度は610人 「医療、福祉」業種で多発、厚労省

 厚生労働省が11日発表した2025年度「使用者による障害者虐待状況等」によると、通報・届け出のあった事業所は1663事業所(前年度比4.4%増)、対象障害者は1953人(同6.9%増)に増えた。しかし、そのうち虐待が認められたのは421事業所(同3.0%減)、610人(同6.4%減)と減少した。

 虐待が認められた障害者(延べ617人)の障害別では、精神障害者が220人、知的障害者が194人、身体障害者が140人など。虐待の種別(延べ627人)では、障害者の財産の不当処分など「経済的虐待」が521人で最も多い8割以上を占め、「心理的虐待」が62人、「身体的虐待」が31人など。

 就労形態別(610人)では、「パート・アルバイト」が272人で最も多く、正社員が203人、契約社員が24人など。男女別では男性が過半数の324人を占めた。

 事業所の種類(421事業所)では、「医療、福祉」が102事業所で最も多く、「製造業」が87事業所、「卸売・小売業」が58事業所、「宿泊、飲食サービス業」が46事業所など。事業所規模では零細の「5~29人」が168事業所と4割を占めた。

【関連記事】
虐待受けた障害者、24年度は652人
「経済的虐待」が依然最多、厚労省(2025年9月3日)

PAGETOP